銀河英雄伝説のお気に入り名言(迷言?)集 (9)回天篇

銀河英雄伝説でのお気に入りの名言と迷言集、今回は第9巻、回天篇です。

ヤン・ウェンリー

歴史とは、人類全体が共有する記憶のことだ、と思うんだよ、ユリアン。思いだすのもいやなことがあるだろうけど、無視したり忘れたりしてはいけないのじゃないかな

解説

人間は、自分より欲望の強い人間を理解することはできても、自分より欲望の弱い人間を理解することは至難であるから。

ヤン・ウェンリー

偉人だの英雄だのの伝記を、子供たちに教えるなんて、愚劣なことだ。善良な人間に、異常者をみならえというもおなじだからね

ヤン・ウェンリー

平和の無為にたえうる者だけが、最終的な勝者たりうる

ヨブ・トリューニヒト

民衆というものは、気流にのる凧です。実力もなく高く舞いあがるだけの存在です

ヤン・ウェンリー

言葉では伝わらないものが、たしかにある。だけど、それは言葉を使いつくした人だけが言えることだ

ヤン・ウェンリー

言葉をだいじに使いなさい、ユリアン。そうすれば、ただ沈黙しているより、多くのことをより正確に伝えられるのだからね

ヤン・ウェンリー

正しい判断は、正しい情報と正しい分析のうえに、はじめて成立する

ヤン・ウェンリー

いや、ユリアン、そうではないと思う。なにかを憎悪することのできない人間に、なにかを愛することができるはずがない。私はそう思うよ

解説

宗教専制の立場からすれば、たしかに民主共和政治の精神はおぞましい。それは複数の価値観が並立し共存することを前提とした体制であり、精神だからである。

ヤン・ウェンリー

雲が発生するのは、人民の責任ではないが、雲がひろがって豪雨となれば、人民も濡れずにはいられない。原因に参加する権利は人民にはなく、結果を負担する義務だけがおしつけられる。開放的な民主共和政治とことなり、閉鎖と差別によって成立する専制政治の罪はそこにある

オリビエ・ポプラン

旧い世代からの無理解は、若い変革者の背負う宿命だ。ともに起って、彼らを過去の追憶のなかへ追いやってしまおうぜ、諸君

ダスティ・アッテンボロー

ユリアン・ミンツは作曲家ではなく演奏家だった。作家ではなく翻訳家だった。彼はそうありたいと望んで、もっとも優秀な演奏家に、また翻訳家になったのである。彼は出典を隠したことは一度もなかった。剽窃よばわりされる筋合はまったくない。演奏されずに人々を感動させる名曲などというものはないのだ

回天篇はロイエンタールの叛乱と死、トリューニヒトの死、ヒルダの懐妊、ラインハルトの体調不良、色々ありますが、結局はヤン語録の巻だと、僕は思っています。

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