マヤ暦の終わりと終末論、そして新世紀の始まり
さて、少し時期は過ぎてしまいましたが。
オカルト大好きな自分にとって、2012年末のマヤ暦イベントは非常に有意義なものでした。
Twitterなどソーシャルなメディアでは終末論ばかりクローズアップされていましたが、実際この日を待ちわびていたオカルト好きの多くは終末論には否定的な人が多かったんですよね。
そもそも終末思想は宗教と結びつきがちなので、海外ニュースでも何度かトラブルが発生していると報道されました。それがまた話題になって・・・と言うある意味悪循環的な終末・滅亡論が目立っていたんですよね。
そもそも、マヤ暦とは何か。
古代マヤではおおまかに下記、またはその組み合わせのカレンダーが存在していたらしいです。
- ツォルキン暦・・・260日を1単位とする祭祀用カレンダー
- ハアブ暦・・・365日を1単位とする一般的なカレンダー
- 短期暦・・・256年周期の暦
- 長期暦・・・約5100年周期の暦
そして、今回終わると言われていたのは最後のマヤの長期暦のことです。
元々が暦なので、1周終わったら次の周期(世紀)へ突入するだけの意味であるはずですが、なにぶんマヤの長期暦についてはスパンが長いのと、長期暦の開始位置がマヤ文明の時代よりも相当過去に遡るため、終了位置についても何か意味があるのでは無いかという解釈が生まれました。終末思想もその中の独り歩きした解釈の1つだと思っています。
また、長期暦の開始位置やカレンダーを現代のグレゴリオ暦に補正する手段についても諸説あり、その中の最有力説と言われているのが、2012/12/21~2012/12/23の期間に長期暦が終了すると言う説です。
そして、マヤ暦が終了したら何かが起こる。そう考える人自体は多くいます。当然、何も起こらないと考える人もそれ以上に多くいます。興味がない人は更に多く・・・
マヤ暦終了後についての派閥としては以下のようなものがあります。また、終了後即何かが起こると言う人もいれば、マヤ暦の終了は始まりに過ぎず、変化はゆっくりと訪れるという人もいます。
何も起こらないよ派としては以下のようなものがあり、
- バカバカしい派・・・最多数と思われる層
- だって所詮暦だもん派・・・現実派
- そもそも今回のマヤ暦終了日自体が違う派・・・他説派
何かが起こる派としては以下、またはその複合組み合わせを支持する層がいます。
- アセンション派・・・人類は皆3次元より上の世界へ次元上昇しちゃうよ派
- 選択的アセンション派・・・選ばれた人類のみアセンションすることができると言う選民派
- ポールシフト派・・・地球の自転軸、磁極が逆転することで何か地球に変化があるよ派
- ニビルが戻ってくる派・・・3600年周期で太陽系を回っていると言われる小惑星X(通称ニビル)が太陽と地球の間に入るため、地球にも影響が出るよ派
- キルショット派・・・巨大太陽フレア(X100相当のスーパーフレアらしい)が発生し、地球の電力システムや電子機器を総破壊しちゃうよ派
- カタストロフィ派・・・まあ、色々ひっくるめて地球上の環境の大変動、破滅が起こるよ派
- 暗黒の3日間派・・・(ニビルによって)太陽光が遮られ、三日三晩の闇夜が訪れるよ派
- フォトンベルト派・・・地球が銀河系の中でも極めてエネルギーの高い光の粒子の帯の中に入ってしまうため、地球・人体に様々な影響が起こるよ派
ほんと、たまりませんね。ヨダレが出そうなオカルトワード満載です。
まぁ、上記の期間は(少なくとも表面上は)何も起こらず過ぎ去り、せっかちな人は次の地球滅亡日を探し始めていたりしますが、ここはじっくり構えるのが吉では無いかと思います。
ちなみに、自分はマヤ暦関連の終末論については反対派ですが、ポールシフトやフォトンベルトにはとても興味がありますので、今後もオカルティックな情報収集には全力を持って当たりたいと思っています。
家族にはあんた一応理系なのにオカルト好きだなんて変わってるねと言われますが、オカルト好きに理屈なんて一切関係ないのです。
あなた、イルミナティのカウントダウンサイトのソース解析をしてインチキ認定してた人ですよね?
ほんとにオカルト好きなんですか?
いえいえ、別にインチキだ!と言ったわけではなく、世界中でカウントダウンの終了時間が違うなんてイルミナティのわりには単純なスクリプトを書いたもんだなと。
そもそもそれ(撹乱)が狙いだったのかもしれませんが。
結果的には特に何も起こらなくて良かったですね。