UbicNameからお名前.comへ移管(契約変更)したドメインの更新料が高いのでムームードメインに再移管する1(失敗編)
UbicNameで取得したドメインをお名前.comに移管(契約変更)した(こちらの記事)訳ですが、元々UbicNameがGMO下で管理されているようであり移管とお名前.comの既存アカウントへの統合は比較的簡単でした。ただ色々と問題もありました。
その中でも一番の問題は、他社移管扱いにならないためドメインの次回以降の更新費用が正規料金(3990円!)となってしまうことです。
対策を考えてみましたが、やはり一旦他社(ムームードメインにしようと思います)に再移管し、更新費用を引き下げてから再度お名前.comへ戻す方法でやってみることにします。
ドメインの他社移管と言うのは料金が優遇される場合が多いため、お名前.comだと更新費用が920円程度、ムームードメインだと950円程度に抑えることができます。
このままお名前.comで更新してしまうと3990円、UbicNameの時代は1800円かかっていたので、多少めんどくさいですが料金的にやる意味は大きいです。
ドメインの他社移管にはレジストラによっても異なりますが大雑把に次のようなルールがあります。
- 他社移管できるドメインの種類は限られている
- ドメインの管理担当者が本人で無くてはいけない
- ドメインは取得から60日以上経っていなければならない
- ドメインの残期間が14日以上残っていなければならない
- ドメインの他社移管を行うと、移管費用を使用して有効期限が1年間延長される
- ただし、現レジストラで更新後45日以内に移管を行った場合は移管費用は徴収されるが有効期限の延長は行われない
今回の場合、上の方は全く問題無いです。
一番下もおそらく問題無いと思います。今回UbicNameからお名前.comへの移管を行った際、他社移管では無いため有効期限の延長は行われませんでした。
ムームードメインからお名前.comに戻す場合も、おそらく移管後45日以上経ってから行えば問題無さそうです。
では移管作業を初めてみたいと思います。
まず、ムームードメインにアクセスし、メニューから移管を選択します。そして「移管申請する」ボタンを押しますが、注意事項もちゃんと読みましょう。.comドメインの移管費用と以降の更新費用は950円のようです。
ムームードメインの利用は初めてなので、ユーザー登録→移管ドメイン入力の順で進んでいきます。特に難しい点は無さそうですね。
ドメイン名に「pi-ya」、ドメインに「com」、認証コードには、お名前.comでドメイン情報を参照した時に記載されているAuthCodeを入力すればよさそうです。
その後、移管料金が表示され、規約の確認を行います。
あ・・・あれ?ムームードメインもお名前.comの下で業務を行ってるんですか?大丈夫かな・・・できるのかな・・・?まぁ、行けるところまで行っちゃいましょう!
と言うわけで、規約に同意して移管申請をしちゃいます。
これでweb上での申請は終わりました。でも、これで全てが終わりではありません。
次は、移管申請の確認メールが登録したメールアドレスに届きますので、そちらを確認します。
すると・・・
レジストラロック(Registrar Lock)が施されているようです。と表示されエラーになってしまいました。
何故でしょう?トランスファーロックも未設定なのも、whoisでStatus:okなのも確認はしていたのですが・・・
そこでお名前.comの規約を隅々まで見ていると、こういうのがありました。
- ドメイン登録または前回のレジストラ・トランスファーを行ってから60日以内の場合(属性型JPドメインを除きます)
もしかして、コレに引っかかっているのでしょうか?
ちょっとお名前.comに問い合わせ確認してみようと思います。
それにしても、ドメインの有効期限までまだ半年くらい残ってて良かった・・・
※無事解決し移管できました。解決編はこちらになります。