Xiの通信量制限は上限到達後リアルタイムに執行されると言うお話。
自分はdocomoのスマートフォン(L-01D)では、Xiのデータプランを「Xiパケ・ホーダイ ライト」に設定しています。
このプランは月々の使用料が4,935円と「Xiパケ・ホーダイ フラット」と比較して1,000円安い代わりに、パケット通信の通信量上限が月間3GBと半分以下です。
通信量制限がかかると、通信速度が128kbpsに制限されます。
自分の場合は家では自宅のWi-Fiに接続、外ではテザリングメインであるもののYouTube等通信量が大きくなるサービスは使用する機会が無いので、天井が3GBでも通常は超えることはありません。平均で月2GB強程度でしょうか。
そのため、ライトプランでも普段は困ることはありませんでした。
ただ、2月は帰省等で家にいない時間が多くなったため、月末になると3GBギリギリまで達していました。
2月27日の時点で、2.72GBまで到達しています。
うわー、ちょっと節約して使うか・・・とも思いましたが、どうせ2月は28日までしか無いこととですし、折角の機会なので上限まで使ってみることにします。
それに、Xiで通信量制限がかかるタイミングと言うのが調べても今までよく分からなかったので、自分で実験してみたいと言うのもあります。
リアルタイムに制限がかかるのか、それとも時差があるのか・・・
通信量制限のタイミングは会社によって昔からバラバラでしたからね。夜間だったり、翌日日付変更後だったり。
そんな訳で、3GBまで浪費して見ることにしました。
スピードテストアプリを使うと1回辺り数十MB使用するので、それで消費してみます。
ちなみに、職場での通常の通信速度はこのくらいです。
Xi通信で、Pingが70ms程度、下りが30Mbps程度、上りが7Mbps程度です。
最近ネットワーク設備が増強されたので、なかなかの好環境です。
何回かスピードテストを実施していると突如遅くなりました。
「きたっ!」
どうやら制限がかかったようです。
データ使用量を見てみると、3.09GB、少し超えました。
どうやら、Xiの通信量制限はリアルタイムに行われるようです。なるほど。
通信量制限後はXi通信で、Pingが80ms程度、下りが119kbps程度、上りが185kbps程度になりました。
上りが128kbpsを超えてしまっていますが、これはアプリの誤差の可能性もあります。上り速度は若干ブレがありますからね。
実際の制限後の使用感ですが、通信量を制限されてもXiの強みである応答速度(Ping)は早いままなので、TwitterとかFacebookとかスマホレイアウトのWebサイトとか、テキストメインだったり画像のサイズを落としてあるものについては、意外と快適に使えます。
ただし、PCレイアウトで画像を多用しているようなサイトは、当然ながら開く気がしないくらい遅いです。
帰宅時、足立区あたりのXiエリア圏外(FOMAで接続)だと、応答速度(Ping)が遅くて更に苦痛でした。FOMAエリアで通信量制限かかると実用に耐えないと思います。
つまり、Xiのパケットデータプランを決める際は、
- 今までの自分の通信量を考慮してまずは上限に無理の無いプランにすること。
- 月末に上限を超える可能性がある場合は、せめてXiエリアを生活圏にしていること。
が重要なようです。
無駄な追加投資(2GBごとに2,625円)が発生することが無いように気をつけたいですね。
7GB制限で、月末の最後の1時間に200MB以上超えたことあります。
どういう制限なのかな。
docomoを含む最近のLTEプランの場合は制限の7GBを超えても通信自体は可能で、通信速度が128kbps程度まで落ちると言う性質のものなので、200MB超えたと言うのは十分あり得る話だと思います。
また、スマホ端末で表示される通信量と実際のキャリア側でカウントされている通信量は完全には一致しない(例えば端末側では無料系サービスの判定は恐らくしてないですし)ので、速度が落ちないまま7GBを少し超えたと言う意味であれば、それはそれであり得る話ではないかと思います。