地震とシャク暦、そして予知や予言との関係?
最近また頻繁に地震が発生してて怖いです。
2/2の夜にも北海道で比較的大きい地震があり、関東でも小さくて長い揺れがしばらく続きました。
強震モニタを眺めていても、体感の無い地震も含めるとわりと頻繁にプルプルプルプル揺れていますね。
さて、こう揺れているとまたもや地震予知関連の流言が出回りますよね。
特定の人物が特定の意図を持って流すデマとは違い、流言については各地で自然発生するものなので止めようがありません。
心の中のフィルターで取捨選択するしかない、そういうものです。
その中でも日付の指定等があると、あー、ここが元ネタなんだな、と分かるものも多いですね。
最近、自分が面白いと思ったのはシャク暦という暦に基づいた地震予知です。
NPO法人である日本地震予知協会と言うところが発表している地震の注意日などが記されたカレンダーで、彗星や月から予想を行なっているようですね。
説明を読んでも自分にはイマイチ全容が把握できないのですが・・・凡人の限界でしょうか。
地震については地震体積説に基づいているようです。
これは一般的な弾性反発説と異なり、ある地殻に堆積状に溜め込まれた運動エネルギー(熱量)の総和がその地殻に決められた体積ギリギリまで蓄積され、一気に開放されるのが地震である言う考えだそうです。
地震は歪の爆発と言う観点でPrince Rupert's Dropsみたいなものですね。
こんな感じで、歪のある物質の端にチョコっと刺激を与えると、全体が爆発的に崩壊するというやつです。
シャク暦については検索すればすぐに出てきます。
2013年カレンダーを見ると、1月の下旬から2月11日までが要注意みたいですね。
月の半分も注意日だとなんかダレてしまいますが、こういうものなんでしょう。
つまり、この期間で地震予知や予言をしている人はこのシャク暦を根拠にしている可能性もあるということですね。
1年分出ていますから、予知や予言も出しやすいですし。
面白がって予知や予言を出している人も、全く火のないところから煙を立てているわけではなく、何らかの元ネタを持って出している場合が多いように感じています。
何らかの元ネタがあれば、ハズした時や責められた時の言い訳もしやすいですからね。
そうやって、流言については元ネタを知れば知るほど面白みが増しまていきます。
とは言ってもいつ大規模な地震が起きてもおかしくない時期ですので、日頃から身の回りの備蓄等はしっかりやっておいた方が良いと思います。
自分の一番の心配事は金魚の水槽なんですよねえ・・・