脱Googleか否か(Google Apps無償版の新規受付終了とGoogle Syncの終了予定告知を受けて)
皆さんはGoogleに依存していますが?
俺はかなりのGoogle依存症です。
Gmailも使っているし、Androidも使っているし、検索は専らGoogleだし、所有している独自ドメインも、とりあえずGoogle Apps(無償版)で設定してメールだけは使えるようにしてあるし、iPhoneとの同期は当然Google Syncです。
そんな便利なGoogleの各種サービスですが、今回の冬の大掃除ではちょっとショックを受けるような事がありました。
今まで、Googleの定期的な大掃除で消えて無くなるサービスと言うのはやはりマイナーで誰が使うのコレ?と言うようなものがほとんどでした。webサービスと言うのは、当たるとデカいですがその数百倍、数千倍と陽の目を見ないサービスが出来ては消えて行く世界です。天下のGoogle様と言えど、全てのサービスが当たるわけはなく、そういう意味ではああ今回もまた消えていくサービスがこれだけあるんだな・・・と言う目で見ていました。
ただ、今回はちょっと違います。(少なくとも自分は)絶賛使用中なサービスが終了してしまうのです。
まず、Google Apps無償版の新規受付終了です。これは唐突でした。ある日突然新規登録できなくなっていました。
Google Apps無償版の何が便利かというと、独自ドメイン取ると即Googleのサービスに紐付けて使用可能に出来る所だと思います。Android、iPhoneのメールでも使用可能ですし、PCで使う時はGmailのインターフェイスで使用できます。
しかも、マルチドメインに対応しているため1つアカウントを取ればいくつでも(無償版のメールアドレス自体は10個の制限があるので実質10個までだと思いますが)ドメインを登録できます。
こんな便利なサービスですが、今後は月600円か年6000円の有料版のみになってしまいます。現在アカウントを持っている人はそのまま無償版を使い続けることが出来るようなので、大事に使わなくては・・・
次にショックだったのはGoogle Syncの終了です。
これは使っている人は多いと思います。iPhoneの標準メールでGmailを使う時や、カレンダーアプリでGoogleカレンダーを使うときに同期を取るにはこのGoogle Syncと言うシステムを使用しています。これが2013/1/30で終了ししまいます。
ただ、現在使用中のものやGoogle Apps経由で使用する分については今後も使用出来るそうです。
Google Appsのアカウントを持っていなくて、まだ同期をしていない人は今月中に必ず設定してしまいましょう。
そんな感じで、使っているサービスが終了、または有料版のみにガンガン切り替わっていく風潮がこのまま続くと、脱Googleも考えなければいけなくなりますね。効率化はあってもユーザー数減らすようなことはしないと思っていますが。
ただ、代替サービスとなると難しいですね。一番近いサービスはMicrosoftのOutlook.comかOffice365だと思いますが、Outlook.comはあくまで個人向け、そしてOffice365は有料版しかありません。
それに、Office365は会社の社内システム更新案を出す際に一度体験版で使用してみたのですが、Microsoftからの営業電話が結構かかってきます。かなり鬱陶しかったです。
まだどうしてもやっていけない訳でもないので、しばらく考えてみたいと思います。