仕事の疲れを癒すために三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯に行ってみた

つい先日、僕は仕事に疲れ果て、突然の休暇を取ることになりました。そんな時、ふと心に浮かんだのは、故郷である島根県への帰省でした。久々に故郷の空気を感じながら、ゆっくりと過ごすことができるのは、僕にとって何よりも心地よい時間です。

そんな僕が、今回疲れを癒すために訪れた場所は、島根県大田市三瓶町志学にある「三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯」です。
静かな山々に囲まれたこの温泉は、四季折々の美しい自然に恵まれています。

趣のある建物
三瓶山の麓にあり、四季折々の自然を楽しむことができる

鶴の湯は、含鉄(Ⅱ,Ⅲ)-ナトリウム-塩化物温泉で、その源泉は薄い褐色をしています。泉温は34.8℃で、浴槽には39℃~40℃に加温されたお湯が張られています。多少の濁りがあり、鉄の匂いがするのが特徴です。味も鉄っぽさと薄い塩味が感じられます。ちなみに、この温泉には、きりきずや末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症に効能があると言われています。

僕が訪れた日は、午後2:00頃という中途半端な時間帯だったため、施設内は静かで落ち着いた雰囲気に包まれていました。駐車場は建物の前と横にあり、10台ほど停められそうなスペースがあるので、車で来る方にも便利です。

鶴の湯は、日帰り利用のみの、銭湯式の共同浴場で、男女別の浴室があります。浴槽は小さめのものが1つで、パイプから豪快に源泉が噴出しています。シャワーはなく、水道の蛇口からは冷水しか出ません。ですが、体を洗うときは、パイプから噴き出す源泉を桶で掬って洗うことができます。ただし、その源泉は加温されていないのでぬるいので、少し勇気がいるかもしれません。大量に源泉が噴き出しているので、鉄の匂いがプンプンしています。その匂いは、鼻を抜けると独特の印象を残すものでした。

貸し切り状態だったため浴室の写真も撮れました。パイプから豪快に源泉の湯が噴出しています。

浴槽は、鉄分を含んだ源泉が空気に触れるため、濃い目の褐色をしています。僕は、その湯に浸かりながら、疲れた身体が温まるのを感じました。なんとも心地よい時間が流れていくのを実感しました。

建物の外には、無料の手湯や足湯などの設備もあり、ちょっとした立ち寄り湯を楽しむこともできます。ただし、シャンプーやボディーソープなどの体を洗うための備品はないので、持ち込みが必要です。また、タオルの備え付けや販売もないので、忘れずに持って来ることをおすすめします。

施設内には、休憩室がありますが、飲食施設はありません。ですので、食事やお茶を楽しむ場合は、近くのお店を利用するか、持ち込むことになります。

そんな鶴の湯で過ごした僅かな時間は、僕にとって非常に貴重で、心地よいものでした。仕事の疲れや、日々の喧騒から離れて、静かな温泉でリラックスすることができたのは、まさに至福のひとときでした。

島根県を訪れた際には、ぜひ「三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯」で、その独特の雰囲気と癒しの湯を体感してみてください。きっと、あなたも素晴らしい時間を過ごすことができるでしょう。

建物の外には手湯や足湯などの設備もありました

三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯の概要情報(2023年4月初旬現在)

  • 温泉名: 三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯
  • 住所: 島根県大田市三瓶町志学932-1
  • 駐車場: あり(建物の前と横に10台ほど停められそうなスペースあり)
  • 泉質: 含鉄(Ⅱ,Ⅲ)-ナトリウム-塩化物温泉
  • pH値: 5.9(弱酸性)
  • 泉温: 源泉 34.8℃、浴槽 39℃~40℃くらい?(加温)
  • 源泉の特徴: 薄い褐色、多少の濁り、鉄の匂い、鉄っぽさと薄い塩味
  • 営業時間: 通常期 12:00~21:00、冬季(11月から4月中旬)12:00~20:00
  • 定休日: 1/1(元日)(公式サイト情報)(※Googleマップだと火曜日定休日になっているけれど、現地でも特に書いてなかったような・・・)
  • 料金: 大人 300円、小人 150円
  • 特徴: 小さめ浴槽、パイプから豪快に源泉が噴出、シャワーなし、水道は冷水のみ、桶で源泉を掬って体を洗う、茶褐色の浴槽、深めの浴槽なのでちびっこは注意、建物の外に無料の手湯・足湯あり、シャンプー・ボディーソープ・タオル等の備品はないので持ち込みが必要
  • 施設: 日帰り利用のみ、銭湯式共同浴場、男女別の浴室、休憩室あり、飲食施設なし
  • 周辺: 三瓶山、四季折々の自然
  • 効能: きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など

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