ついに、卵かけご飯の聖地へ降り立つ。
島根県雲南市は、何故か知らないけど卵かけご飯に対して尋常じゃ無いこだわりがあるらしい。
卵かけご飯サミットを開催し、卵かけご飯専用醤油を開発し、ついには、卵かけご飯専門店まで出店した。
その卵かけご飯専門店とは、
たまごかけごはん専門店
飯匠(はんじょう) お玉はん
なんともやっちまった感が漂うお店だが、だがしかし、だからこそ行ってみなければならない。
俺だって元三刀屋町民、帰省したとき位は地元の売り上げに貢献しなければいかん。
と言うわけで、息子は親に預けて、奥さんと2人でお昼ご飯がてら、行って来た。
外観は、小ぎれいな定食屋。
入り口は写真の通り、卵かけご飯以外は出しませんよと言う強い意志を感じる。
入り口以外にも屋根の所にも大きな看板があり国道からも見えるので、初めて来る場合も特に迷うこと無くたどり着けるだろう。
中に入ると、店員はおばちゃん2人。まだお昼ご飯より少し早い時間なので、他の客はいない。好きな席に座ってくれと促される。
テーブルの上にメニュー表があった。
- たまごかけごはん定食(並盛)・・・400円
- たまごかけごはん定食(大盛)・・・500円
- 温泉たまごかけごはん定食・・・500円
- いりたまごかけごはん定食・・・500円
- 目玉のせごはん定食・・・500円
本当に卵かけご飯しかない!
とりあえずたまごかけごはん定食(並盛)を注文すると、当然ながらほとんど待ち時間無く運ばれてきた。
シンプル。まさにシンプル。
壁に張られてる説明書きを見ると、ご飯は吉田村産コシヒカリ。卵は、吉田村の平地飼い有精卵らしい。
なるほど、さすが吉田村産で揃えてきてる。
醤油は卵かけご飯専用醤油である「おたまはん」が常備されている。
関西風と関東風とがあり、みりんの調合の具合で関西風の方が多少甘めの味付けになっているようだ。
俺は関西風、奥さんは関東風を選択した。
味は、美味しい卵かけご飯。それ以上でもそれ以下でも無い感じ。
卵かけご飯以上のものを期待してはいけないし、決してがっかりするような卵かけご飯でも無い。
俺らが食べ終わる頃にはちょうどお昼ご飯の時間帯になり、ゴールデンウィークでもあるので観光客でかなりの席が埋まっていた。観光地としての需要はあるのだろう。
もし観光で島根県に行くことがあり、レンタカーで移動する機会があって、なおかつ卵かけご飯が好きだ!と言う人は、行ってみて欲しい。
俺は普通の卵かけご飯は今回食べたから、次行ったときは温泉卵にしてみようかな?
ちなみに、芸能関係では、照英が既に来店済みだった。