画像データが消えたSDカードを復元アプリを使って復旧・復活させた話。
ある日、奥さんからメールがきました。
「日頃お世話になっている人がデジカメのSDカードの画像が消えたと大騒ぎしている。うちの旦那はオタクだから直せるかもしれませんよと言って預かってきた。直してちょうだい。」
なんて勝手なことを言うんだこの野郎!!!
と思っちゃいますよね。
まあ、復旧経験はあるし奥さんには頭が上がらないのでやってはみますけど・・・
業者に頼むと高いですしね。
そうです。今回は自分のSDカードじゃなくて他人のSDカードの復旧なのです。
SDカードの復旧と言うのは正式にメーカーから保証されているサービスで無い限り、直ろうが直るまいが、完全に壊れようが自己責任です。
ただ、自分の所有物ならそれで話は早いのですが、他人の物を直すとなると以下のような問題も出てきます。
- 完全に壊れた場合の物理的な補償問題。
- 全ての画像を復旧できないこともあると言うことの説明。
- 一時的に他人のデータを自分のストレージに保存することによる個人情報の問題。
- 実は本人が意図的に削除していた(恥ずかしい写真とか)まで復元してしまう可能性のあるプライバシー的な問題。
1、3はまあ信用のある人同士ならちゃんと説明すれば通じますね。
2は意外とめんどくさいんです。復旧の仕組みを知らない人はたいてい「直るか直らないか」としか考えていません。部分的に直らないこともあると言う説明がめんどくさいんですね。
で、自分は幸い経験がありませんが、4はお互いダメージがデカいので事前にそれとなく伝えておくことが必要です。「自分で消去したデータも復活しちゃうことがあるけど、大丈夫?(意味深)」みたいに。